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第65回 新投資ビザでWin Win?

『クライアント以上にビザ取得に本気! 日本人移民アドバイザーのNZビザ情報』の記事一覧へ

第54回 身近に起こる強制送還と特別永住権却下率20%
 

インフレ率が90年以降最高に。

ニュージーランドに戻ってきたのですが、今回は非常にドタバタした一時帰国となりました。帰国前にPCR検査をしたものの、GPが間違った検査日を記入したためギリギリで陰性証明書の再発行を依頼することになったり、初めて日本の免許に切り替えた際、NZ出国のスタンプがないことが理由で「NZの運転免許書取得後、NZに90日以上滞在していた確認が出来ないため若葉マークになる」と言われたり、予約していたフライトが3便もキャンセルになり、旅行代理店がなかなか返金してくれなかったり、成田出発が遅れ次の飛行機に乗れず、更にスクールホリデーとぶつかり、翌日の正午まで席が取れないということで、急遽、一泊することになったりなど本当に盛り沢山でした。職業柄、交渉事は慣れているので全て解決はしましたが、今回こんなにトラブルが続くとは思ってもみませんでした。

思ってもみなかったことと言えば、インフレ率。こんなに上がってしまうなんて、1年前は思わなかったのではないでしょうか。因みに、最新のNZインフレ率は、1990年以降最大の7.3%となっております。(Guardian,7月18日)そのまま放置しておくと貯蓄が目減りしてしまうので、投資はマストだと思うのです。

新しい投資ビザが9月から開始だが。。

今年9月19日から新しい投資ビザActive investor plus visaが新設されることになりました (Stuff,7月20日)。現行の投資ビザは、300万ドルを4年投資、もしくは1000万ドルを3年投資する2つのタイプがありますが、これらは7月27日の申請分をもって廃止へ。新しく新設される投資ビザは、500万ドルを直接投資するか、1500万ドルを間接投資することが基本条件になります。4年間の投資期間中の最低滞在日数は117日(つまり、年間あたり1か月程)、英語力の証明もIELTS5以上との条件もついています。最低投資額が500万ドルと引き上げられた上、不動産投資や債券投資も認められず、より高い英語力を要求されるとなると、果たして今回の改正が、7月20日の大臣コメント(プレスリリース)のようにNZと投資家の移民にとってWin winなのかわからなくなってしまいます。因みに同プレスリリースでは、「オーストラリアよりCompetitive」と謳った新投資ビザですが、永住権へのパスウェイとなるAustralia investor streamは、250万豪ドルと最低投資額が低くなっております。(システムが違うので一概に比較は出来ないのですが。)

移住はフットワークの軽さがポイント?

日本滞在中も移民アドバイスをしていたのですが、NZへの移住に前向きな人が増えているなあという印象を持っています。個人的に、1という数字はリスクがあると思っています。収入源が一つ、話す言語が1つ、スキルが1つなどなど。移住先としてニュージーランドがベストかどうかはご本人が決めることだと思いますが、住める国が2つあるということは大きな保険になると思います。国内、世界情勢が変化していく中で、選択肢を増やすことは賢明な選択かと思います。

とにかく第一歩を踏み出さないと、何も始まりません。フットワークが軽いこともポイントの一つだと思います。今のところ技能移民永住権は年齢でポイントが変わる上、年齢制限があるので早く行動を起こすことでメリットがあると言えます。

追記

安倍元総理のご冥福を深くお祈り致します。多くの海外首脳が追悼を表し、更に、インドやブラジルなど国家レベルで喪に服してくれたことに、一日本人として心が温かくなりました。

本コラムは一般的なビザ、移民法等の情報提供で、法的助言を目的としていません。執筆者及び弊社は、本コラムの内容等に起因する損害について、一切の責任を負わないものとします。内容の無断転載を禁止します(7月20日執筆)

 

 
Aki Yamasaki
New Zealand Visa Partner Limited(ニュージーランドビザ申請代行センター)代表。NZ政府公認・移民アドバイザー(Licence No. 201701307)/NZ公認教育カウンセラー。カンタベリー日本人会協賛会員。Google Review 5.0。
ニュージーランド移住27年目、移民アドバイザー歴9年目。TOEIC満点、英検1級。Master of Business Lincoln Uni、Bachelor of Social Science (心理学) Waikato Uni,、移民法最高学位GDNZIA等15学位を取得し、現在も大学院ロースクールで法律を学ぶ。
一般的なビザ申請だけでなく、申請却下歴、犯罪歴、移民保護裁判所などの困難な案件にも対応。移民法に基づく法的助言、申請代行、移民局との交渉、面接同席、弁論書作成等一貫して担当する。却下後の不服申立て、犯罪歴・病歴を伴う案件、移民大臣による特別な例外許可を求める案件、さらに弁護士や他の移民アドバイザーでもビザ取得に至らなかった案件についても、ビザ発給へ導いた実績を有する。 コロナ禍でビザ許可率が低下していた時期に、かつ素行要件にも抵触していた2件のビザ申請を除き、これまで受任したビザ申請の成功率は100%。評判の高い移民アドバイザーや留学エージェントからも案件の紹介を受けている。
法律分析と移民局への弁論書に定評あり。本気でニュージーランドのビザ取得を目指し、「応援したい」と思える案件のみ厳選して受任。弊社で申請代行可能かどうかの査定は無料。
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