ニュージーランドのサウスランド地方(WasteNet管轄区域)において、リサイクルゴミの分別ルールを守らない住民に対し、当局が厳しい姿勢を示しています。ゴミ箱の検査開始から1年以上が経過しましたが、依然として不適切な分別が目立っており、数百件の警告が出される事態となっています。
地域の廃棄物管理団体「WasteNet」が検査を行い、ルール違反の世帯に「オレンジ」や「赤」の警告タグを発行しています。
これは教育活動だけでは分別の改善に限界があり、リサイクル資源への異物混入(コンタミネーション)を防ぐためです。
昨年3月から「3ストライク制」を導入しており、3回「赤タグ」を受けた20世帯がゴミ箱の回収・利用停止処分を受けました。
今年1月から3月末までに行われた約1万件の検査では、88%が合格でしたが、5%にオレンジ(注意)、7%(782件)にレッド(重大な違反)のタグが出されました。
主な違反原因は、軟質プラスチック(ポリ袋など)、生ゴミ、汚れた不用品などの混入です。
違反者は多いものの、地域全体での混入率は17%から13%に改善しており、埋立地に送られるゴミを月間18トン削減することに成功しています。WasteNetは、一部の住民には教育だけでなく執行(ペナルティ)が必要であるとし、今後も監視と指導を継続する方針です。
