ニュージーランドの主要銀行の一つであるウエストパック銀行(Westpac)は、来週月曜日から住宅ローン金利および定期預金金利を引き上げると発表しました。先日のANZ銀行の発表に続く動きであり、国内の住宅ローン利用者にさらなる影響が広がっています。
ウエストパック銀行(Westpac NZ)は、2026年4月17日発表(4月20日(月)より適用開始)によると、一部の固定住宅ローン金利(1年・18ヶ月)および定期預金金利の引き上げを行うとのこと。
理由は中東情勢による原油価格高騰などの影響でインフレ懸念が高まり、銀行の資金調達コストである「卸売金利(Wholesale rates)」が上昇しているためです。
- 住宅ローン: 1年固定特別金利が0.10%上昇し4.69%へ、18ヶ月固定は0.14%上昇し5.59%となります。
- 定期預金: 貯蓄者向けに18ヶ月定期が4.00%(0.20%増)、2年定期が4.20%(0.10%増)へと引き上げられます。
- 業界の動き: 先日ANZ銀行も同様の利上げを発表したばかりであり、市場全体で上昇傾向が強まっています。
ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は先週、政策金利(OCR)を2.25%に据え置きましたが、市場ではインフレ抑制のために年内の追加利上げを予測する声が出ています。家計にとっては、燃料費の高騰に加えて住宅ローン返済額の増加という二重の負担が懸念される状況です。
