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タウランガの15歳、スピードクライミングで世界一に 8秒足らずの快挙

タウランガ出身の15歳のスピードクライマー、ミラ・ピアテック選手が、イタリア・アルコで開催された世界ユースクライミング選手権で優勝し、わずか8秒足らずで世界チャンピオンの座に就いた。

17歳以下女子部門で優勝し、オセアニア女子オープン記録となる7秒70をマークした。

大会は7月18日から25日まで開催され、17歳以下・19歳以下の世界トップクライマーたちが集結した。競技は高さ15メートルの規格壁を、20個のホールドと11個のフットホールドを使ってどれだけ速く登れるかを競うもの。マウントマウンガヌイ・カレッジ11年生のピアテック選手は「自分を信じてはいたけど、まさか自分が勝てるとは思っていなかった。とてもレベルの高い大会で、それを制することができて最高だった」とベイ・オブ・プレンティ・タイムズ紙に語った。

ピアテック選手は体操競技で怪我をしたのを機に競技を離れた後、双子の兄がクライミングをしていたことがきっかけで始めたという。「負けず嫌いな性格なので『それなら自分がもっとうまくやってやる』と思ったのがきっかけ」と振り返る。今回の優勝でオセアニアオープン記録も保持することになったが、年齢的にまだオープン大会への出場資格がないといい、「クレイジーなこと」と笑う。今後の目標については2028年のオリンピックを見据えているという。

ピアテック選手は、マウントマウンガヌイを拠点にロブ・ムーア氏が率いるスピードクライミング育成プログラムの出身で、同プログラムからの世界ユースチャンピオンは2023年のジュリアン・デイビッド選手(19歳以下部門)に続き2人目となる。同プログラムはパリ五輪代表となったサラ・テツラフ選手なども輩出している。ムーア氏は「ユースクライミングで得られる最大のタイトルなので、これを獲得できたのは非常にエキサイティングだ」と述べ、「決勝では最速タイムではなく、いかに安定して先にトップへ到達するかが重要になる。彼女は冷静さを保ち、一貫して力を発揮できた」とピアテック選手の勝因を分析した。