ラグビーリーグのNRL準決勝で、ニュージーランド唯一のクラブであるウォリアーズがニューカッスル・ナイツに10-12で敗れた試合を巡り、NRLは審判の判定に誤りがあったと認めた。1NEWS、Stuff、NZヘラルドが伝えている。
問題となったのは終盤の場面だ。ナイツのタイソン・フリゼルが、ジャンプしたレカ・ハラシマの進路をふさいだにもかかわらず、「エスコート」の反則が取られなかった。NRLはこの場面でウォリアーズにペナルティが与えられるべきだったと認め、これを受けて主審のアシュリー・クライン氏は、今週末の2つの決勝ラウンドの試合の担当から外されたと報じられている。ただし、グランドファイナルの担当候補には残っているという。ウォリアーズは月曜朝にNRLへ連絡し、複数の物議を醸した判定について説明を求めた。アンドリュー・ウェブスター監督は試合後、テ・マイレ・マーティンへのボール奪取(ストリップ)の判定とあわせて不満を述べていた。
一方、試合終了後には、ウォリアーズのファンがクライン氏に向けてボトルや紙コップ、ごみを投げ込む場面があり、同氏は警備員に守られながら退場した。NRLの規律部門は観客行動規範違反の疑いで調査を開始した。ARLコミッションのピーター・ブランディス委員長は、有罪となれば「一定期間、NRLの試合観戦を禁止する」と述べた。審判組合も厳正な対応を求めている。警察によると、逮捕者は出ておらず、ピッチに侵入した2人以外に問題はなかった。
クラブの英雄ショーン・ジョンソン氏は、ファンの行動を「恥ずかしい」と批判し、クライン氏は「最近見たなかで最高のラグビーリーグの試合を裁いた」と擁護した。日曜の観客4万8511人は、ニュージーランドでのラグビーリーグの試合として史上最多だった。
