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パンでもパンケーキでもないクランペットって何?

の空いた不思議な食べ物

ニュージーランドのスーパーでパン売り場を歩いていると、Crumpets(クランペット)と書かれた袋に入った商品を見かけたことはありませんか?

見た目は小さなパンケーキのようですが、実はパンケーキとはまったく別の食べ物です。ニュージーランドでは朝食やおやつとして昔から親しまれていて、多くの家庭で冷蔵庫やパントリーに常備されています。30年近く前にPukekoがニュージーに来た頃、キウィの夫がこれを食事時間でもおやつ時間でも関係なく、トースターに入れて、それにバターやマーマイトなどを塗って食べていました。彼がこのクランペットを食べる度に、当時住んでいた小さなフラットは、イーストの匂いでいっぱいになっていました。

 

クランペットってどんなもの?

クランペットを見たことがある人、一度でも食べたことがある人なら、おそらく想像がつくと思いますが、このクランペットはイギリスで生まれた食べ物です。サイズ的にパンケーキかパイクレット(ミニパンケーキ)に見えるのですが、一番の特徴は、表面に開いたたくさんの小さな穴。この穴は、生地をイーストで発酵させることでできるものです。売っている状態ではちょっと焼きが足りないのか?という感じで、食べる前にトースターで温めると焼き加減がちょうどよく、外は少し香ばしく、中はもちっとした食感になります。それにバターを塗ると穴に染み込んでたまらないそうです。

パンケーキとの違いは?

「パンケーキがあるのに、なんでこれも?」

と思う人もいるかもしれません。Pukekoも微妙に似ている、でも別物というクランペットの位置がよくわかりませんでした。まあ、食べ物なんてものははっきり決まりがあってできるものではないので、そんなものはどうでもよいのですけど。

クランペットは、もともとパンの代わりとして作られていた食べ物だそうです。昔のイギリスでは、今のように家庭にオーブンがあるわけではありませんでした。そのため、鉄板の上で焼けるパンのようなものがよく作られていて、その一つがクランペットだったといわれています。パンケーキはベーキングパウダーや卵でふんわりさせますが、クランペットはイーストでゆっくり発酵させます。そのため少し手間はかかりますが、その分、もちもちした食感と独特の風味が生まれるのです。つまり”パンケーキの変形”ではなく”平らに焼くパン”と考えると分かりやすいかもしれません。

ニュージーランドでの食べ方

ニュージーランドでは、クランペットはトースターで軽く焼いてから食べるのが定番です。それに塗るのもバター、蜂蜜、ジャム、ピーナッツバターとトーストと同じようなものです。朝時間がなくて、いつもトーストだという人は、クランペットも試してみてはどうでしょうか?シンプルですが、温かいクランペットに溶けたバターが染み込むだけでも十分満足感があり、忙しい朝にもぴったりですよ。もちろん、卵やハムなんかを乗せて食べても美味しいです。

ニュージーランドで愛される理由

クランペットはイギリスから移住してきた人たちによってニュージーランドへ伝わりました。オーストラリアでもニュージーランド同様、食生活の中に溶け込んでいます。スーパーで手軽に買えて、トーストと同じくトースターにポンと入れるだけ。食に複雑な手間をかけたがらないキウィやオージーのパントリーアイテムになるのは納得ですね。もしまだ食べたことがないなら、まずはバターをたっぷり塗って一口食べてみてください。表面の穴にバターがじゅわっと染み込む、クランペットならではのおいしさが味わえます。

自分で作ってみたい方は、ニュージーランドの定番レシピとして知られるEdmondsのレシピリンクをつけておくので、参考にしてみてください。

https://edmondscooking.co.nz/recipes/breads-and-buns/crumpets

特に変わった材料は不要です。なるほど、イーストとベイキングソーダーを入れるんですね。それらがあの穴を作り出すようです。興味のある方は、ぜひ作ってみてください。

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値段も手頃です

-Happy eating!

Pukeko

 

 

記者プロフィール

Pukeko

Pukeko

Auckland在住26年のライターPukekoです。
家族とオカメインコ兄弟、保護犬のチコと暮らしています。
レスキュードッグのサポーター。
 

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