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全国一斉の消防士ストライキが決行、緊急通報の対応遅延に警戒呼びかけ

ニュージーランドプロ消防士労働組合(NZPFU)は本日、7月8日の正午から午後1時までの1時間にわたり、全国一斉のストライキを敢行しました。

これを受け、消防・緊急事態庁(FENZ)は市民に対し、ストライキ期間中は火の取り扱いや事故に一段と注意を払うよう強い警戒を呼びかけました。近年、労働環境の改善や人員不足、公平な賃金改定を巡り、当局と組合の間で緊張が続いており、今回の1時間ストライキという実力行使に至った形です。

FENZのメガン・スティフラー副国家司令官はメディアに対し、「ストライキ中もすべての111緊急通報は通常通り受信され、対応自体は行われる」と市民に釈明しました。しかし、ストライキの対象地域ではボランティアの消防隊が近くの別拠点から出動することになるため、現場への到着など「レスポンスタイム(初期対応時間)」が通常よりも大幅に遅れるリスクがあると警告しています。

このため、1時間のストライキ期間中は人命に関わる重大な緊急事態が最優先され、火災の兆候がないプライベートな警報器の作動や、小規模なゴミの火災、動物の救助といった緊急性の低い事案への出動は見送られる措置が取られました。当局は現在、組合側との持続可能な合意を目指し、早期の解決に向けて交渉を続けています。