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マールボロ・ワイン&フードフェスティバル、40年近い歴史に幕 開催見送りを発表

ニュージーランドを代表するワイン産地マールボロ地方で長年親しまれてきた「マールボロ・ワイン&フードフェスティバル」が、開催の見送りを発表した。

2027年大会は2月13日開催で計画されていたが、チケットは一度も販売開始されないまま今回の決定に至った。運営団体ワイン・マールボロのマーカス・ピケンズ事務局長は「困難だが必要な議論を重ねた末の決断だった。長い歴史と、毎年楽しみにしてくれる業界や人々にとっての特別な存在であることを踏まえると、つらい決定だった」と述べた。

ピケンズ氏は、国内各地のイベント開催を取り巻く環境がここ数年きわめて厳しくなっていることも背景にあるとし、「現在の形式でイベントを運営するには相当な投資が必要で、それはもはや組織の広い責務に見合わない」と説明した。フェスティバルは1985年、地元にまだワイナリーが4社しかなかった時代に生産者らによって立ち上げられ、36年間にわたって開催。うち33年は会場をブランコット・ヴィンヤードとしてきたが、新型コロナで2021年と2022年は中止となり、2023年からはレンウィック・ドマーンで再開していた。

ワイン・マールボロのトレイシー・ジョンストン会長は「フェスティバルの遺産は重要だが、会員の利益を最優先に検討した」とコメント。今後は2027年2月に予定される国際会議「ソーヴィニヨン・ブラン・ニュージーランド2027」に力を注ぐ方針で、フェスティバルの遺産を別の形で引き継ぐ道も模索するとしている。