sensory toyをさらに発展させた「トレジャーボックス」について
Sensory toyの発展版「トレジャーボックス」とは?

前回ご紹介したsensory toyは、子どもが手で触れたり、音を聞いたり、色や形を楽しんだりしながら感覚を育てていく遊び道具として、とても魅力的なものでした。今回ご紹介したいのは、そのsensory toyをさらに発展させた「トレジャーボックス」です。
トレジャーボックスとは、その名前の通り、まるで宝箱のようにさまざまな素材やアイテムを詰め込んだ感覚遊びの箱のことです。中には何が入っているのかな?というワクワクした気持ちになれるのが大きな魅力です。ただおもちゃを並べるだけではなく、異なる素材や音、重さ、やわらかさなどをひとつの箱の中にまとめることで、より豊かな感覚体験が生まれます。
トレジャーボックスの良さは、中に入っているものをひとつずつ取り出しながら、じっくり遊べるところにあります。子どもにとっては、箱の中から新しいものが出てくるたびに小さな発見があります。声をかけながら遊ぶことで、親子のコミュニケーションの時間にもなります。
また、同じsensory toyでも、ひとつの素材だけでは体験できない複雑な刺激を得られるのがトレジャーボックスの面白さです。視覚、触覚、聴覚を自然に使いながら、自分で選び、試し、感じることができます。
トレジャーボックスの中には何が入っている?
ここからは、実際にトレジャーボックスに入れるアイテムについて紹介していきます。身近なものでも十分に楽しめるので、家庭でも取り入れやすいのがうれしいポイントです。
プラスチックカップ
まず入れておきたいのがプラスチックカップです。軽くて持ちやすく、重ねたり並べたり、中に物を入れたり出したりと遊び方がたくさんあります。大きさの違うカップを用意すると、「大きい」「小さい」という感覚も自然に学べます。カップを重ねたときの音や、床に置いたときの感触も楽しみのひとつです。
音が鳴るもの
子どもは音の出るものが大好きです。振ると音が鳴る小物や、カシャカシャした音がする素材を入れると、それだけで興味を持ってくれます。音が鳴ることで、手を動かした結果がすぐにわかるため、遊びへの集中も高まりやすくなります。音の違いを楽しめるように、いくつか種類を入れておくのもおすすめです。
布とリボン
布やリボンは、やわらかさやなめらかさ、長さの違いを感じられるアイテムです。ふんわりした布、さらさらした布、少し厚みのある布など、種類を変えると触り心地の違いを楽しめます。リボンは指でつまんだり、引っぱったり、揺らしたりしやすく、細かな手の動きの練習にもつながります。
羽はとても軽くてやさしい触感が特徴です。肌にふれたときのくすぐったい感覚や、ふわふわと舞う動きは、ほかの素材にはない特別な魅力があります。子どもにとっては不思議で新鮮な感覚になりやすく、「これは何だろう?」という探究心を引き出してくれます。
貝殻など自然のもの
貝殻や小石、木の実など、自然のものを入れるのもおすすめです。自然素材はひとつとして同じ形がなく、表面のざらざら感やひんやりした感触など、人工物とは違った刺激があります。貝殻の模様を眺めたり、形の違いを比べたりすることで、子どもの観察力も育まれます。自然とつながる感覚を遊びの中で味わえるのも魅力です。
ボール
ボールもトレジャーボックスにぴったりのアイテムです。やわらかいボール、でこぼこしたボール、小さめのボールなど種類を変えると、握ったときの感触や転がり方の違いを楽しめます。転がす、つかむ、投げるといった動きにもつながるため、遊びの幅が広がります。
トレジャーボックスの魅力は「自由な発見」
トレジャーボックスのいちばんの魅力は、決まった遊び方がないことです。大人が「こうして遊ぶもの」と教え込まなくても、子ども自身が自由に触れ、試し、発見していけるところに価値があります。ある日は布に夢中になり、別の日にはボールばかり選ぶこともあるでしょう。その日の気分や成長に合わせて興味が変わるのも自然なことです。
まとめ
前回のsensory toyよりもさらに多様な素材をまとめて楽しめるトレジャーボックスは、感覚遊びの世界をぐっと広げてくれる存在です。特別なおもちゃをたくさん買わなくても、身近な素材を組み合わせることで、子どもにとって魅力的な宝箱が作れます。
子どもの「触ってみたい」「聞いてみたい」「見てみたい」という気持ちを大切にしながら、ぜひご家庭でもSensory toyのトレジャーボックスを取り入れてみてはいかがでしょうか。




