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冬のインフルエンザとRSウイルスが猛威、全国の病院で緊急外来の待ち時間が過去最長に

ニュージーランド全国で本格的な冬の到来に伴い、インフルエンザおよびRSウイルス(呼吸器急性感染症)の感染者が急増しており、各地の主要病院の緊急外来(ED)が極めて深刻なキャパシティ不足に直面しています。

保健当局(Health New Zealand)の最新データによると、オークランドやクライストチャーチなどの都市部の大規模病院では、緊急性の低い患者の平均待ち時間が過去最長となる「6時間以上」を記録し、医療現場の逼迫が深刻化しています。

この大流行の背景には、過去数年間に比べてウイルスの感染力が強いことに加え、医療従事者の慢性的な人手不足が重なったことがあります。一部の地域病院では、予定されていた緊急性の低い手術(エテクティブ・サージェリー)を一時的に延期し、スタッフを緊急外来や呼吸器科の病棟へ再配置する異例の対応を迫られています。

保健当局は市民に対し、軽度の症状である場合は直接病院の緊急外来を訪れるのではなく、まずは24時間対応の無料電話相談窓口「ヘルスライン(Healthline)」を利用するか、地域のGP(かかりつけ医)や薬局に相談するよう強く呼びかけています。また、重症化リスクの高い高齢者や子どもへのワクチン接種の再徹底を促しています。