8月5日朝7時過ぎ、オークランド・エプソムで発生した男による一連の暴行・暴走事件で、重傷を負ったオークランド・グラマー校の男子生徒1人が7日時点でなお病院で重体が続いていることが分かった。
他の2人は既に退院している。事件は女性ジョガーへの背後からの襲撃に始まり、助けに入った男性の車を奪って逃走、複数の車両に衝突しながら自転車で並走していた男子生徒5人に意図的に突っ込んだとされる。その後乗り捨てた車の近くで、犬を散歩させていた女性を襲い、飼い犬を死なせた末に警察官約6人がかりで取り押さえられた。
49歳の容疑者は、殺意ある傷害2件、傷害2件、凶器を使った暴行5件、動物への意図的な虐待、危険運転2件、無断使用車両運転など計17件の罪に問われており、身柄はオークランド市立病院で警察の監視下に置かれている。予定されていた出廷は延期された。
死んだ犬の飼い主は現場で唐辛子スプレーを浴びながら愛犬を看取り、「今も立ち直れずにいる」と担当獣医が明かした。目撃者らは女性を励まし、警察の対応を称賛する声もある。最初に襲われたジョガーの女性は容疑者の行動を「全く辻褄が合わず、支離滅裂だった」と振り返り、「彼が必要な治療を受けられることを願う。同時に、逼迫した精神医療体制の充実にもつながってほしい」と述べた。
