ニュージーランド警察の男性警察官が、自身が購入を検討していた住宅の近隣住民や、同居予定だったルームメート候補について、職務外で警察のデータベースを無断使用して身辺調査していたことが、独立警察行為監視機関(IPCA)の調査で明らかになった。
IPCAによる監査で、この警察官が私的な理由から複数の無許可検索を行っていたことが判明。購入を検討していた物件の近隣住宅への照会や、同居を検討していた人物に関する検索が含まれていたという。さらにこの警察官は、ルームメート候補について検索で得た情報をオフの時間に自身のパートナーへ共有していたことも分かった。
警察の調査では、この警察官が情報・技術の適正利用に関する内部方針に違反したと結論づけられ、行為は「重大な職務違反」に当たると認定された。IPCAは警察側の調査対応と結論に「満足している」との見解を示し、結果を追認している。データベースへのアクセス権限を持つ警察官による情報の私的流用は個人情報保護の観点から度々問題視されており、今回のケースも運用管理の徹底が改めて問われる事案となった。
