10月9日から、ニュージーランド全国で新しい救命胴衣(ライフジャケット)のルールが始まった。全長6メートル以下のレクリエーション用の船舶に乗る人は、航行中、体に合った救命胴衣を必ず着用しなければならない。
対象となるのは、モーターボート、ディンギー(小型ヨット)、帆船、カヤック、パドルボード、ジェットスキーなど。サーファーやスポーツ大会、スタンドアップパドルボードでのサーフィンなどは対象外となっている。船長(スキッパー)には、浅瀬や岸の近くを含め、乗船者全員が救命胴衣を着けているかを確認する責任がある。6メートルを超える船については従来どおり、乗船人数分の救命胴衣を備える義務が続く。
これまでは地域ごとの条例などによって規則がまちまちで、着用は船長の判断に委ねられる面が大きかった。新ルールはこうした「つぎはぎ」の状態を解消し、全国で統一された基準を設けるものだ。海事庁(Maritime NZ)は、当面は罰則よりも、ボート利用者への周知・啓発を重視する方針だという。
ウォーターセーフティNZのグレン・スキャンロン氏は、正しい着用のポイントとして「肩の部分に指が2本以上入らないくらいがぴったりのサイズ」と説明している。夏のシーズンを前に、水難事故を減らすことが期待されている。
