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元カーインガ・オラ職員が310万ドル超の賄賂受領か 重大詐欺局がオークランドの住宅事業で4人を起訴

重大詐欺局(SFO)は、政府系住宅機関カーインガ・オラ(Kāinga Ora)の元職員が、オークランドの政府出資の住宅事業をめぐり、建設会社の経営者から賄賂を受け取ったとして、汚職および公務員への贈賄の罪で4人を起訴したと発表した。起訴されたのは元カーインガ・オラ職員、元タマキ再生会社(TRC)職員、建設会社の経営者2人。対象は総額2630万ドル超の契約で、賄賂の総額は420万ドル超に上るとされる。

SFOの主張によると、経営者らは元カーインガ・オラ職員に対し、5つの銀行口座に46回にわたり260万ドル超を支払ったほか、家族住宅の建築費として50万7千ドル超の「クレジット」を提供した。さらにTRC職員向けに約100万ドルが確保されたが、元カーインガ・オラ職員がそのうち90万ドル超を自分のものにしたとされ、TRC職員が受け取ったのは17万1250ドルの支払いと贈答品だった。

賄賂は、2020年3月から2024年3月にかけて発注・実施された2つの住宅事業と小規模工事を通じて流されたという。関係者はWeChatやGmailで頻繁にやり取りし、請求書を水増し調整して両機関に提出していた疑いがある。SFOのカレン・チャン局長は「資金が本来の場所に届かず、住民の福祉や住宅・サービスへのアクセスに影響しかねず、公的機関への信頼も損なう」と述べた。

カーインガ・オラのトレーシー・テイラー最高経営責任者は「深く憂慮している」としつつ、対象は「かなり前に退職した元職員」で、現職員の不正の証拠はなく、孤立した事案と理解していると説明。調達や契約管理の体制を強化してきたと述べた。ビショップ住宅相にはコメントを求めている。4人の初出廷は2027年1月21日の予定。