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NZファースト党が選挙戦を始動、ジョーンズ副党首の「不適切発言」に首相が不快感

連立与党の一角を担うニュージーランド・ファースト(NZ First)党は、週末にオークランドで2026年総選挙に向けたキャンペーンを華々しくスタートさせました。

最新の世論調査で同党は約10年ぶりの最高水準となる「支持率11.5%」を記録しており、キングメーカーとしての存在感を強めています。党大会でウインストン・ピーターズ党首は「今回の選挙は国の命運を分ける戦いだ」と熱弁を振るい、生まれたばかりの市民へKiwiSaverへの政府拠出金1,000ドルを自動付与する政策や、大手の電力・発電会社の解体といった、大衆主義(ポピュリズム)色の強い大胆な独自公約を次々と打ち出しました。

しかし、この党大会におけるシェーン・ジョーンズ副党首の過激な発言が、連立政権内に大きな亀裂と波紋を広げています。ジョーンズ副党首は、他の政党が進めるインドとの外交や自由貿易交渉の手腕を「(交渉のために)膝当てを外したらどうだ」と露骨な表現で揶揄しました。これに対し、クリストファー・ラクソン首相(国民党)は昨日の記者会見で「極めて下品(Crass)であり、適切な政治的発言ではない」と強い不快感を表明。現政権が最優先課題として掲げるインドとの戦略的提携に水を差す与党内の内紛状態に対し、野党側からも政権の統率力を疑問視する声が上がっています。