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全国で荒天 川の増水で車から救助、西海岸で道路寸断 寒気で峠に積雪も

大規模な気圧の谷がニュージーランド中部を通過し、6日夜から7日にかけて全国が荒れた天気に見舞われた。気象局(MetService)によると、南島北部のバラー、ネルソン、タスマン一帯では前日正午からの雨量が30〜70ミリに達し、バラーとネルソン周辺で特に激しく降った。西海岸では複数の国道が浸水で通行止めとなり、州道6号はカワティリ〜マーチソン間、上部バラー渓谷道路のイナンガフア付近、州道65号のオサリバンズ橋〜スプリングス・ジャンクション間などが閉鎖された。

マーチソン北の州道6号では、増水した水に取り残された車の乗員が消防に救助された(負傷者なし)。北島最北部アヒパラでは7日午前3時ごろ、強風で小屋が横倒しになって回転し、中にいた人が閉じ込められたが無事救出された。ウェリントン上空の丘陵では113キロの突風を観測し、ネルソン市でも同地としては珍しい53キロの風が吹いた。最も強い風はウェリントンとクック海峡で吹き荒れた。

雨と風の中心は北へ移動し、7日はほぼ北島全域に雨が広がった。タララ山地にオレンジの大雨警報が出されたほか、タラナキ、ルアヒネ山地、ワンガヌイ・マナワツ、ウェリントン、ワイララパなどに大雨・強風の注意報が発令された。オークランドにも強い雨が予想される。前線通過後は南寄りの風に変わって気温が下がり、南島のクラウンレンジ道路やリンディス峠など標高の高い区間では降雪の恐れがある。当局は地滑りや路面状況に十分注意するよう呼びかけている。