ニュージーランド北島コロマンデル半島にある観光名所カセドラル・コーブへ向かう人気の遊歩道「ハヘイ・ビーチ・ショートウォーク」が、クリスマス前にも再開される見通しとなった。地元メディア協力の取材(Local Democracy Reporting)によると、新ルートの整備費は当初の見積もりの約3分の1にまで抑えられる。
この遊歩道は2023年のサイクロン「ガブリエル」を受けて閉鎖され、2026年1月の別の荒天で、自然保護省(DOC)が計画していた迂回路も壊れた。このためDOCは遊歩道の恒久閉鎖も検討したが、ハヘイ住民・納税者協会のジョン・ジョナセン会長が8月にDOCと面談し、大きな地滑り箇所を迂回する代替案を提案した。
新たに示された再建案の費用は12万1000NZドルで、2024年時点の30万3000ドルの見積もりを大きく下回る。DOCのニック・ケリー運営マネージャーは、以前の見積もりには上部区間の2つの橋周辺の地盤安定化が含まれていたと説明している。新方式では同協会が日常的な維持管理や罠の設置・回収などにより大きな役割を担う。ジョナセン氏は「DOCにはそのための人手や予算がない」と述べ、地域として協力する意向を示した。
ジョナセン氏によれば、閉鎖中も観光客は立入禁止の看板がある道を頻繁に利用しているという。ハヘイ・ビーチ・ショートウォークとジェムストーン・ベイ・ウォークの工事は11月14日に始まる予定。カセドラル・コーブでは外国人観光客向けの入場料導入案も議論されており、地元議員は利用者負担の仕組みを歓迎している。
