ラグビー女子ニュージーランド代表「ブラックファーンズ」は日本時間27日、ロンドンのトゥイッケナムで行われたWXVの試合で女子ワールドカップ王者のイングランド「レッドローゼズ」と対戦し、19-26で敗れた。女子ラグビー最大のライバル対決は約2年ぶりの開催で、5万人を超える大観衆が詰めかけた。
ブラックファーンズは前半を12-7とリードして折り返したが、後半にイングランドがギアを上げる。エリー・キルダン選手の突破で逆転されると、プロップのベイシニア・マフタリキ=ファカレル選手がマーリー・パッカー選手へのハイタックルでシンビン(一時退場)となった隙に、ジェス・ブリーチ選手のトライで19-12と差を広げられた。
それでも残り10分、メレランギ・ポール選手がトライを決めて19-19の同点に追いつく。しかし試合終了間際、引き分けを良しとせず自陣から攻撃を仕掛けたブラックファーンズのパスを、イングランドのゾーイ・ハリソン選手がインターセプト。そのままゴールラインを駆け抜け、劇的な決勝トライとなった。トライ数はイングランド4本、ニュージーランド3本だった。
この試合は、ホイットニー・ハンセン・ヘッドコーチにとって就任後初黒星。ハンセン氏は「新しい時代が始まって間もない中、素晴らしいラグビーを見せられた。決めるべき場面で決め切れなかったのは悔しいが、選手たちの勇気を誇りに思う」とコメント。最後のパスを投じたエイミー・デュプレシス選手についても「引き分けで終わりたくなかった。最後まで戦うと決めていた。あのパスを投げた彼女が大好きだ」とかばった。主将のジョージア・ポンソンビー選手も「すべてを出し切った。期待以上の素晴らしい試合だった」と振り返った。
