ラグビーのニュージーランド代表オールブラックスのデイブ・レニー監督は9月29日、オーストラリアとの伝統の定期戦「ブレディスローカップ」に臨む代表34人を発表した。注目は、タスマン所属のルースフォワード、シャノン・フリゼル選手(32)の復帰だ。代表入りは2023年ワールドカップ決勝以来となる。
フリゼル選手はワールドカップ後に日本へ渡り、リーグワンの東芝ブレイブルーパス東京でプレー。今年ニュージーランドに戻り、代表復帰を目指して国内州代表選手権(NPC)のタスマンで戦ってきた。ハムストリングのけがで一時離脱したものの、ここ3週間は好調で、先週のベイ・オブ・プレンティ戦でのフル出場が決め手になったとみられる。また元主将のスコット・バレット選手も、4か月前の背中の手術から復帰し、代表に戻った。
レニー監督は「スコットの経験とリーダーシップが戻ってきてうれしい。シャノンはテストマッチの経験と体を張ったプレーをもたらしてくれる」と歓迎した。チームはけが人が相次いでおり、主将のアーディ・サベア選手(肩)をはじめ、ルーク・ジェイコブソン選手、アントン・レイナートブラウン選手、ケイレブ・クラーク選手、ルーベン・ラブ選手、パトリック・トゥイプロトゥ選手らが欠場する。サベア選手に代わり、南アフリカ遠征でも主将を務めたコーディー・テイラー選手がチームを率いる。
南アフリカ遠征メンバーからは31人が残留。司令塔にはリッチー・モウンガ選手とジョシュ・ジャコム選手が選ばれ、ボーデン・バレット選手はバックスリーの選手として登録された。今季ブルーズと契約延長したばかりのアントン・セグナー選手も名を連ねている。
オールブラックスは2003年からブレディスローカップを保持しており、レニー監督は「このカップはチームにとって非常に大きな意味を持つ。当然のものとは考えていない」と語った。週末に南アフリカを破ったワラビーズとの対戦への関心は高く、チームは10月4日(日)にオークランドに集合し、10月10日(土)にイーデン・パークで第1戦を迎える。
