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「Sweet As!」ってどういう意味?ニュージーランド現地で愛される魔法のスラング「キウイ・イングリッシュ」

イギリス英語ともアメリカ英語とも違う「キウイ・イングリッシュ」

ニュージーランド(NZ)へ留学やワーキングホリデー、旅行で訪れた人が、現地のカフェやショップ、日常の会話で最初に驚くことの一つが、「現地の人々(キウイ)が使う独特な英語のフレーズやスラング」です。

NZの英語はベースこそイギリス英語(British English)に由来していますが、先住民族マオリの言語(Te Reo Māori)の影響や、南太平洋の穏やかでのんびりとしたお国柄(Kiwi Culture)が融合し、「キウイ・イングリッシュ(Kiwi English)」と呼ばれる独自の親しみやすい表現スタイルが発展してきました。今回は、現地で耳にしない日はない超定番のキウイスラングと、その面白い使い方をご紹介します。

1. 1日10回は耳にする!NZの超定番・魔法のスラング3選

NZで暮らすなら絶対に覚えておきたい、キウイたちの会話に欠かせない三大フレーズです。

① Sweet As!(スウィート・アス)— 「最高!」「了解!」「問題ないよ!」

NZで最も愛されている代表的なスラングです。「Sweet as what?(何と同じくらい甘いの?)」と疑問に思うかもしれませんが、この「as」の後ろには何も続きません。形容詞の後ろに「as」をつけるのはキウイ英語の特徴です。

  • 意味:「Sounds good!(いいね!)」「No problem!(問題ないよ)」「Awesome!(最高!)」のすべてを兼ね備えた万能な返答です。
  • 会話例:
    A: "I'll pick you up at 7 pm tonight."(今夜7時に車で迎えに行くね)
    B: "Sweet as, mate!"(最高!よろしくね!)

② Choice!(チョイス)— 「いいね!」「素晴らしい!」

本来の「選択」という意味ではなく、「Good」や「Great」「Cool」と同じ意味で使われます。何か良いニュースを聞いた時や、相手の提案に同意する時に「Choice!」と一言返すだけで、一瞬でキウイらしい表現になります。

③ Chur(チャー)— 「ありがとう」「どういたしまして」「よっ!」

主に若い世代やローカルの間で頻繁に使われる、究極のショートカット挨拶&感謝表現です。「Thank you」や「Cheers」が変化したもので、「Chur bro!(ありがとう、兄弟!)」のように親しい友人同士で軽く感謝を伝えるときに大活躍します。

2. 知らないと戸惑う!?単語自体が違うキウイ単語集

アメリカ英語や日本での学校英語(教科書英語)とは全く異なる単語が使われるため、現地で「えっ、それって何?」となりがちな日常単語を集めました。

  • Jandals(ジャンダル):ビーチサンダルのこと。「Japanese Sandals(日本の草履)」が語源となったNZ独自の言葉です。
  • Togs(トグス):水着(Swimwear)のこと。ビーチカルチャーが盛んなNZでは夏場に毎日使われます。
  • Chilly Bin(チリ・ビン):クーラーボックスのこと。(オーストラリアでは「Esky」、アメリカでは「Cooler」と呼ばれます)。BBQやキャンプに必須のアイテムです。
  • Dairy(デイリー):街角にある小さな個人経営のコンビニ・個人商店のこと。牛乳やアイス、日用品、スナックを買う場所として親しまれています。
  • Bach(バッチ):ニュージーランド人が所有する「海の家」や「山小屋(別荘)」のこと。週末に家族でリラックスしに行く文化があります。

3. 語尾が上がりがち!?キウイ・イングリッシュの発音の特徴

語彙だけでなく、発音やアクセント(アクセントパターン)にもユニークな特徴があります。

① 母音「e」が「i」の音に変化する

キウイ英語の発音で最も有名なのが、母音「e」の音が「i(イ)」に近く聞こえる現象です。例えば「Pen(ペン)」が「Pin(ピン)」に、「Ten(テン)」が「Tin(ティン)」に聞こえます。カフェで「Egg」を頼むと「Ig」のように発音されるため、最初は驚くかもしれません。

② 語尾が上がって質問のように聞こえる(HRT:High Rising Terminal)

平叙文(普通の文章)を喋っているのにもかかわらず、文末のイントネーションが疑問文のようにすーっと上がる特徴があります。これは相手に「話についてこられているかな?」と確認しながら優しく語りかけるキウイの気質から来ていると言われています。

おわりに:キウイスラングを使って一歩深いコミュニケーションを!

「Sweet As!」や「Chur!」といったキウイ・イングリッシュのスラングは、単なる言葉の違いではなく、ニュージーランドの人々が大切にしている「フレンドリーで親しみやすく、おおらかな精神(She'll be right / きっと上手くいくさ)」そのものを表しています。現地でローカルの人々と話す機会があれば、ぜひ笑顔で「Sweet as!」と使ってみてください。一瞬で場が和み、現地での生活や交流がさらに楽しいものになりますよ!

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NZDAISUKI編集部

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