インフラ速報によると、南島南西部のフィヨルドランド地方を襲ったマグニチュード5.9の強い地震から数日が経過した現在も、震源地周辺を中心に活発な余震活動が継続しています。
これに伴い、世界的な景勝地ミルフォード・サウンズへと続く唯一の陸路である主要幹線道路「ステートハイウェイ94号線(通称:ミルフォード・ロード)」の複数の区間において、小規模な落石や法面の土砂の崩落が相次いで発生していることが、ニュージーランド運輸局(NZTA)の現場調査で明らかになりました。
1Newsが現地から伝えたところによると、幸いにも道路が完全に寸断されるような大規模な地滑り(ランドスリップ)は発生しておらず、道路自体は通行可能な状態が維持されています。
しかし、先週の記録的な大雨によって山の斜面の地盤が極限まで水分を含んで緩みきっているところに、断続的な余震の揺れが加わっているため、落石のリスクが通常よりも大幅に高まっています。NZTAの運行管理責任者は「特にホーマー・トンネル周辺や崖沿いのルートでは、突発的な落石に遭遇する危険性がある」と警告。週明けにこの路線を利用する長距離の観光バスや物流トラックのドライバー、個人旅行者に対し、速度を十分に落とし、現地のリアルタイムの道路警告インジケーターを必ず確認しながら、細心の注意を払って運転するよう強く呼びかけています。
