ニュージーランド保健当局(ヘルスNZ)は8月16日、ワイカト地方で若い成人1人が髄膜炎菌感染症により死亡したと発表した。
ワイカト地域の医務官を務めるケイト・ミーカーク医師は、同感染症は子どもや10代、若年成人に多くみられるとした上で、「ご遺族と大切な人々にお悔やみを申し上げます」と述べた。
髄膜炎菌感染症は脳周辺の感染や血液中毒を引き起こす恐れがある深刻な病気で、初期症状は発熱や頭痛、嘔吐などインフルエンザや風邪に似ているが、数時間のうちに急速に悪化することがあるという。ミーカーク医師は「症状を知り、心配な場合は早めに医療機関を受診することが重要」と強調。首のこわばりや光への過敏、意識のもうろうとした状態なども警戒すべき症状として挙げた。
髄膜炎菌B型ワクチンは5歳未満の乳幼児には無料で提供されているほか、寮生活を始めたばかりの13歳から25歳(全寮制の学校や大学の寮、軍の兵舎、少年司法施設や刑務所など)についても初年度は無料で接種を受けられる。当局は特に集団生活を始める若者に対し、早めのワクチン接種を検討するよう呼びかけている。
