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病院の現場が悲鳴 ノースショアERは「戦場」、パーマストンノースでは警備が機能不全

オークランドのノースショア病院の救急外来(ED)で、看護師120人が病院運営組織ヘルスNZの最高経営責任者に連名で書簡を送り、現場の状況を訴えた。担当看護師は「まるで野生の状態だ」とし、失禁した患者が着替えを待つ間、汚れたベッドのまま廊下で待たされる例もあると証言。トリアージまで90分待ち、入院用ベッド確保に50時間以上かかる患者もおり、混雑度が定員の300%に達することもあるという。7月だけでノースショアとワイタケレ両病院のEDを訪れた患者は約1万4000人に上り、過去最悪の冬だとしている。ヘルスNZは看護師25人の増員に合意しながら実際には9人しか確保できておらず、書簡を受けて新たに看護師50人の採用活動を始めたと発表した。

一方、パーマストンノース病院のEDでは、8時間以上待たされていた女性が、威嚇的な男性患者に警備員が対応しきれない様子を目撃したと証言した。男性は壁に体をぶつけたり人をじっと見つめたりする不審な行動を続けた末、待合室で30分ほどで診察を受け、長時間待っていた他の患者から不満の声が上がった。ヘルスNZは「威嚇や不安を与える行為は容認しない」としつつ、警備・臨床スタッフは沈静化の訓練を受けていると説明。全国の病院警備強化に最大1億ドルを投じる計画もあるとされ、医療現場の逼迫が各地で表面化している。