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人気観光地での有料駐車導入に懸念 — 「路上駐車や危険な駐車が増える」と指摘

ニュージーランド保全省(Department of Conservation=DOC)は、人気の観光スポット(Aoraki/Mt Cook、Punakaiki の Pancake Rocks、Franz Josef)で 駐車場の利用に有料化を試験導入しています。料金は1時間5ドル、1日20〜25ドル程度で、2025年12月〜2026年6月までの試行期間です。 

この新しい駐車料金の導入について、NZ交通局(Transport Agency)や警察、歴史保護団体 Heritage NZ、NZ Alpine Club(登山クラブ)など複数の関係機関が懸念を表明しています。主な問題点として、料金を避けようとする観光客が 道路脇や交通に危険な場所に車を駐車する可能性があると指摘しています。

関係機関は以下のような懸念を挙げています:
高速道路や路肩に“違法・危険な駐車”が増えるおそれ
古い遺跡や文化遺産の近くに車が止められて損傷リスクが高まる
交通安全上、道路脇駐車が事故や救急対応の妨げになる可能性がある
路肩に放置された車がごみの増加や景観悪化にもつながるおそれがある

DOC はこうしたリスクを認識しており、駐車状況の監視・データ収集を行うほか、必要に応じて対策を検討する姿勢を示しています。実際に料金導入前から、道路脇駐車を懸念する声は出ていました。

新たな料金制度は、駐車場の整備やトイレ・トレイル・山小屋といったインフラ維持の財源として必要だとDOC は説明していますが、反対意見も根強くあります。