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絶滅危惧種のオウム「カカポ」90羽への鳥インフルワクチン接種プログラムが本格始動

ニュージーランド環境保護局(DOC)および「カカポ回復プログラム(Kākāpō Recovery Programme)」は、一昨日ウェリントンの野生海鳥から国内初となる高病原性鳥インフルエンザ(H5N1系統)が検出された事態を受け、国内にわずか200余羽しか生息していない絶滅危惧種の固有の夜行性オウム「カカポ(kākāpō)」をウイルスの脅威から守るため、計90羽の個体を対象とした緊急のワクチン接種プログラムを週末より本格的に開始したと発表しました。

カカポは飛べない鳥であり、その極めて限定された生息数から、万が一ウイルスが彼らの保護島に侵入した場合、種全体の「機能的絶滅」を招くリスクが専門家から強く警告されていました。

今回の迅速なワクチン接種は、国際的な臨床データを基に承認された安全性の高い防衛策であり、まずは主要な繁殖拠点にいる個体から順次投与が進められています。また、野生のペンギン保護団体(イエローアイド・ペンギン・トラスト)なども同様の水際対策と独自の保護措置を急ピッチで強化しており、ニュージーランド特有の貴重な野生生態系を壊滅的打撃から死守するための「時間との戦い」が続いています。