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インフルエンザ患者が急増、救急外来は容量超え 医師会「具合が悪ければまず自宅で」

ニュージーランド家庭医学会(RNZCGP)は8月15日、季節性インフルエンザA型の急増により、GPクリニックや救急車、病院サービスへの需要が過去最高水準に達していると発表した。

オークランドではインフル関連の入院が先週だけで倍増し、人口10万人あたり3.781件に上ったという。同学会は「国内多くの地域で救急外来が容量を超えている」と警鐘を鳴らしている。

救急搬送を担うハト・ホネ・セントジョンは先週、新型コロナ流行以来初めてとなる大規模事案対応を発令し、緊急対応センターを稼働させた。8月8日(土)には111番通報が2562件に達し、通常日を34%上回る過去最多を記録。その前の週だけでも1日の通報件数の記録が3回更新されたという。

同学会のルーク・ブラッドフォード会長は「具合が悪いときは自宅にとどまってほしい。一番つらくなる前から感染力があり、無理して出勤・登校した一人が職場や学校、家族全体に広げてしまう」と呼びかけた。予防にはワクチン接種、手洗い、咳エチケット、混雑した場所を避けることを推奨。発症した場合は自宅で安静にし、水分補給と解熱鎮痛剤(パラセタモール)で対処し、抗生物質は効かないと説明している。呼吸困難や胸の痛み、下がらない高熱、けいれんなどがある場合は速やかに受診し、命に関わる緊急時のみ111番を利用するよう求めた。