世界的なフィンテック企業Revolutが、ニュージーランドで初めてデジタル銀行として正式に登録された。1Newsによると、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が11月3日朝、同社に銀行免許を付与したと発表し、国内で27番目の登録銀行となる。
RBNZのスコット・マッキノン専門監督ディレクターは「信頼できる新規参入者は、競争的で強靭、かつ効率的な金融システムに価値をもたらす」と歓迎しつつ、登録審査は厳格に行っていると強調した。Revolutはスマートフォンのアプリ一つで、資金管理、海外での支払い、両替、貯蓄、送金ができるサービスで、2023年からニュージーランドで事業を展開してきた。
同社は今後5年間で1億2000万ドルを国内市場に投資すると表明している。投資先は商品開発や事業拡大、雇用の拡充などにわたる。きょうから利用者は銀行としてのサービスを使え、新規の個人顧客には最初の4か月間、年3.50%(変動)の導入金利が付く即時引き出し可能な貯蓄口座が提供される。10万ドルまでの適格預金は預金者補償制度(DCS)の対象となり、万一破綻した場合でも10万ドルまで保護される。
ニュージーランド法人のライアン・ブロスナハンCEOは「2023年の開始以来、大きな成長を遂げた。市場は変革の準備ができている」と述べ、創業者のニック・ストロンスキーCEOは「ニュージーランドの銀行業界に真の競争をもたらす」と自信を示した。同社にとって今回は7件目、今年だけで5件目の銀行免許だという。大手銀行による寡占が長年指摘されてきた国内市場に、新たな選択肢が加わることになる。
