ソロモン諸島の最高峰ポポマナセウ山(標高2335メートル)で遭難していたニュージーランド人の若者2人が、8月4日朝までに無事救助された。
救助されたのはケアヌ・アイザクソンさん(25)とルカ・ジルストラ・ローさん(19)。オークランド北方のマタカナで幼なじみとして育ち、共に自然愛好家として知られる2人は、山頂からの下山中に天候が急変し、豪雨による洪水と地滑りで下山ルートが寸断され、5日間にわたり谷間に取り残されていた。
アイザクソンさんの母デニース・ホールさんはフェイスブックで「新しいパイロットが来てくれた。息子たちは以前の物資投下で得た木を切り倒し、ヘリコプターがネットで彼らを吊り上げて救出できた。ハレルヤ!」と喜びをつづった。ニュージーランド外務貿易省によると、2人は今朝ヘリコプターで救助され、首都ホニアラの在ソロモン諸島NZ高等弁務官事務所の職員が対応に当たった。同省は今後も家族への領事支援を続けるとしている。
2人はいずれも経験豊富なトランパー(登山愛好家)で、珍しい動植物を見るための遠征だった。前日には母親たちがNZとオーストラリア両政府に対し、現地の救助能力だけでは限界があるとして支援を求める訴えを行っていたところだった。「2人とも本当にこの惑星を愛している子たちなんです」とホールさんは語っている。
