スクールホリデー最初の週末を迎えたニュージーランドで、足の速い「活発な前線」が南から北へと国内を通過し、各地に大雨、大雪、暴風をもたらしている。気象庁(MetService)は9月27日(日)を対象に複数のオレンジ警報を発令し、交通機関への影響に注意を呼びかけた。
ウェリントンには午前7時から正午まで暴風警報が出され、露出した場所では最大瞬間風速120キロに達するおそれがある。ワイララパ、タラルア地区、ヘイスティングス以南のホークスベイにも強風警報が出ている。タラルア山脈では日曜の日中に60〜90ミリの雨が予想され、洪水や倒木、道路沿いの構造物への被害が懸念されている。
南島ではカンタベリー高地とアーサーズ・パス以南の山麓平野部に大雪警報が発令され、10〜15センチの積雪が見込まれる。MetServiceの気象予報士ヘザー・キーツ氏は、サウスランド、オタゴ、カンタベリーでは標高500メートル以上で雪になる可能性があるとし、「移動する予定があるなら問題になりうる。計画的に行動すべき日だ」と注意を促した。
ニュージーランド交通局(NZTA)は、ミルフォードサウンドへ向かう国道94号の一部区間を土曜夕方から通行止めとし、カンタベリーやオタゴでもさらなる道路閉鎖の可能性があると警告。ホリデーで移動する家族連れが多いことから、最新の天気予報と道路情報を確認するよう求めている。雪や路面凍結の際は速度を落とし、車間距離を十分に取り、急ブレーキや急ハンドルを避けること、またタイヤチェーンや寝袋、防寒着、非常用品を車に積んでおくことが推奨されている。
