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モア・ポイント下水処理場の影響、ウェリントン南海岸の事業者が「また夏の客足減」と窮状訴え

ウェリントン南海岸の事業者が、モア・ポイント下水処理場の問題の影響で、今年も夏のシーズンに客足が減ると訴えている。1Newsが11月2日に伝えた。

同処理場は2月の大雨の際に機能を停止し、それ以降、未処理の下水が海に放出されている。再稼働は11月12日の予定で、処理能力は2月ごろまで段階的に回復するという。このため、完全な稼働までにはなお数か月かかる見通しだ。事業者らは、このままでは移転や廃業を余儀なくされると警告している。

リオール・ベイでサーフィン関連の店「ヴァーデュア・サーフ」を営むジャック・キャンドリッシュ氏は、困難な一年だったと振り返り、今後は町の外での仕事に軸足を移すと話した。作業場も、ラグランへ移す可能性があるという。観光団体「デスティネーションKRL」のスティーブ・ウォルターズ氏は、すでに2つの事業者が閉店したと把握しており、さらに閉店が増える可能性が高いと述べた。ウェリントン市議会は、夏の終わりに客足を呼び戻すイベントを検討しているが、ウォルターズ氏は時期が遅すぎると指摘している。

アンドリュー・リトル市長は、市議会は限られた予算の範囲内で責任ある対応をしてきたと説明している。記事によれば、一時的な助成金は最大3万5000ドル、総額8万5000ドルが用意されている。また規制当局は、復旧の途中でも一部の未処理下水が放出され、処理工程の再立ち上げに伴って臭いが強まる可能性があるとしている。