RNZとリード・リサーチによる最新世論調査で、新党オポチュニティが今回初めて議席獲得に必要な5%の壁を超え5.3%(前回比0.6ポイント増)を記録し、キングメーカーの立場に浮上した。この結果通りなら、右派ブロックは国民党35、NZファースト15、ACT9の計59議席、左派ブロックは労働党39、緑の党12、マオリ党4の計55議席となり、いずれも過半数に届かず、オポチュニティの6議席が政権の行方を左右することになる。
政党支持率では労働党が32.2%で首位を維持しているものの前回から1.8ポイント下落し、今の選挙サイクルで最低となった。一方の国民党は内紛騒動を経てもやや持ち直し29.1%(0.4ポイント増)。NZファーストは11.9%、緑の党10.2%、ACT7.7%、マオリ党3%といずれもほぼ横ばいだった。
首相候補としての支持率では、ヒプキンス労働党党首が21.3%(2.6ポイント減)で首位を守ったものの、ラクソン首相は19.9%(0.1ポイント減)と僅差で続いた。支持率(パフォーマンス評価)では、ラクソン氏の評価が「良い」30.3%に対し「悪い」53.2%で、ネットスコアはマイナス22.9とこれまでで最低。ヒプキンス氏も「良い」34.4%、「悪い」38.2%で、党首就任後初めてマイナス圏(マイナス3.8)に転落した。国の方向性についても「間違った方向に進んでいる」との回答が51.8%を占め、有権者の不満が広がっている様子がうかがえる。
