ニュージーランド・ラグビー協会(NZR)は、パプアニューギニア(PNG)の新NRLチームが「チーフス」の名称を使うことを差し止める仮処分の申請で、ウェリントン高等裁判所に退けられた。この名称はスーパーラグビーのチーフスがすでに使っており、NZRは新チームの名称が「重大な混乱と損害」を招くと主張していた。
10月16日(金)に約2時間行われた審理の結果、カレン・グラウ判事は、本審理までの間のチーフス名称使用を差し止めるNZRの申請を認めなかった。これにより、PNGチームは来週予定している球団発表をそのまま進める道が開けた。チームカラーは黒・赤・黄で、スーパーラグビーのチーフスと近い配色になる見通しだ。本審理は来年初めになる見込みで、それまで両者の争いは続く。
PNGの新チームは2028年からNRLに参戦する予定で、運営するオーストラリア・ラグビーリーグ委員会側は、NZRの法的措置について「寛大とは言えない偽善」と批判していた。ラグビーユニオンとリーグという異なる競技が同じ「チーフス」の名を併存させられるのかという議論は、本審理に持ち越された形だ。
