ワーキングホリデーで、最初に悩むのは仕事探しではないでしょうか。どこでどうやって探せばいいのか、英語に自信がなくても雇ってもらえるのか、不安に思う方は多いと思います。
私は約半年間、キッチンハンド(皿洗いも兼ねる仕事)として、ジャパレス(日本食レストラン)とテイクアウトのお店の2か所で働きました。1か所目はエージェントの紹介、2か所目は自分でレジュメを配って見つけました。この記事では、その経験から学んだ仕事の見つけ方と、働いてみてわかったこと、職場選びのおすすめをお伝えします。
仕事の見つけ方は2通りでした
1か所目はエージェントの紹介で、2か所目は自分でレジュメを配って見つけました。
エージェント紹介は安心感がある反面
エージェントを通すと、すでに知り合いがいる環境に入る形になるので、ひとりぼっちという感覚がなく、安心感がありました。一方で、紹介で成り立っている関係なので、すぐに辞められると困ると言われました。期間が1年しかないワーホリでは、合わなければ職場を変えたいというのが正直な気持ちです。その点は、知っておくといいと思います。
情報とタイミングが大切
自分でレジュメを配り始めた最初は、見つけたお店に手当たり次第に配っていました。でも、情報がないまま配っていたときは、まったく反応がなく、連絡も来ませんでした。「今は探していない」と言われたお店に、1週間後に友達が出したら採用された、ということもあり、タイミングが大切だと実感しました。
そこで、情報を集めてから出すようにしました。「あそこは友達がもうすぐ辞める」「あのお店は人を探している」「私の職場に聞いてみようか」といった情報を得てから出したところは、反応が早かったです。実際に、友達のフラットメイトが働いているお店が人を探していると聞き、そこを狙って出して、採用してもらえました。
渡し方の工夫
しばらくして、渡し方も変えました。
- ・お店が忙しくない時間を狙う
- ・マネージャーがいるかを尋ねる
- ・いなければ、マネージャーが来る時間を聞く
- ・それでもわからないと言われたら、「マネージャーに渡してほしい」と一言添えて渡す
ただ、マネージャーに渡してほしいのは、みんな同じです。そこで、印象よく少し話してから渡すように努力しました。たとえば、次のような一言です。
"I came here before, and it was so good!"
(前に来たことがあって、すごく美味しかったです)
"I love the atmosphere here."
(ここの雰囲気が大好きなんです)
連絡が来なくても気にしない
連絡が来ないのは当たり前、と思っておいた方がいいです。それでも、どうしてもそこで働きたいなら、2回、3回と顔を出してもいいと思います。
私は全部で15枚ほど配って、連絡が返ってきたのは1件でした。100件配る人もいるので、数だけ見ると少ないですが、狙い撃ちとタイミングが良かったおかげで、決まるのは早かったです。
英語に自信があるなら、自分でどんどん動くのもいいと思います。自信がない場合は、仕事探しだけでなく、いろいろなコミュニティに参加すると、新しい出会いや情報につながるかもしれません。NZ大好きの公式イベント「COMINE」でも、友達作りだけでなく、仕事探しや家探しの情報共有など、さまざまなつながりが広がっています。
ジャパレスで働いて学んだこと
ジャパレスは英語をほとんど使わないので、「簡単そうだから大丈夫」と思って始めると、思わぬ壁にぶつかります。私は最初、お皿を割ったり、注文を間違えたりしました。包丁を使う作業でも思うようにできず、戸惑いました。
すぐに完璧にはできないので、自分にできることを一生懸命やろうと決めました。大きな声で返事をする、皿洗いを丁寧にする、二階に上がる面倒な雑用を率先して引き受ける、といったことです。続けるうちに、周りの人から信頼してもらえるようになりました。
職場選びのおすすめは「両方」を経験すること
私が働いた2か所は、環境が大きく違いました。ジャパレスでは日本語しか使わず、英語は聞かれたことに答える程度でした。一方、テイクアウトのお店では、一緒に働く人が英語を話す人たちで、相手の指示を聞き取る力が必要でした。それでも、自分から話すことは最低限で済み、慣れてくると電話で注文を取ることにも挑戦させてもらえました。
私のおすすめは、ジャパレスとローカルな環境の両方を経験することです。
最初にジャパレスを選んで働くことには、大賛成です。英語力がまだ十分でない場合、選べる仕事は限られてきます。ジャパレスは日本語中心で働けるため、安心して始められます。また、英語力がある人にも実は人気の職場です。私が働いた職場では、賄いが最高に美味しく、おかげでホームシックにならず半年間を過ごせました。
そのうえで、テイクアウトのようなローカルな環境も経験してみてください。日本食のありがたみや日本人コミュニティの安心感は得つつ、英語と触れ合う時間もしっかり確保するのがおすすめです。英語力を伸ばしたい人は、自分でその環境に飛び込むしかありません。
どんな職場を選んでも、ワーホリの期間は1年です。1年を終えたときに後悔しない選択をしてほしいと思います。





