ワーキングホリデーを始める前、いちばん不安なのは英語ではないでしょうか。「英語が話せないと、働けないのでは」と心配する方も多いと思います。
私は約半年間、キッチンハンド(皿洗いも兼ねる仕事)として、ジャパレス(日本食レストラン)とテイクアウトのお店の2か所で働きました。結論から言うと、英語に自信がなくても、働けます。この記事では、それぞれの職場で実際に使った英語フレーズを、場面ごとにご紹介します。
ジャパレスで使う英語は、ほんのわずか
ジャパレスでは、本当に日本語しか使いませんでした。英語で聞かれたのは、次のような簡単なものばかりです。
"Can I have a fork?"
(フォークをもらえますか?)
"Where's the toilet?"
(トイレはどこですか?)
"This was so good!"
(ここ、すごく美味しかった!)
これに答える程度で、仕事は成り立ちました。英語に自信がない方でも、安心して始められる職場だと思います。

テイクアウト店では「聞き取る力」が必要でした
2か所目のテイクアウトのお店では、一緒に働く人が英語を話す人たちでした。そのため、相手の指示を聞き取る力は必要でした。一方で、自分から話す内容は最低限で済みました。よく使ったのは、次のような短い言葉です。
"Is this okay?"
(これでいい?)
"Got it."
(わかった)
"Sorry, can you swap with me?"
(ごめん、変わってほしい)
慣れてくると、電話で注文を取ることや、お店でオーダーを取ることにも挑戦させてもらえました。最初は緊張しましたが、少しずつ自信がつきました。
電話注文で使った英語フレーズ
電話注文は最初が一番緊張しますが、流れが決まっているので、フレーズを覚えてしまえば大丈夫です。私が使っていたのは次のような言い方です。
電話に出るとき
"Hello, thank you for calling. How can I help you?"
(お電話ありがとうございます。ご用件をどうぞ)
注文を聞くとき
"What would you like to order?"
"Can I have your name, please?"
(ご注文は何になさいますか?/お名前をお願いします)
注文を確認するとき
"So, that's one ○○ and two ○○, right?"
(○○を1つと、○○を2つですね?)
ダブルチェックするとき
"Let me double-check your order."
"Is that everything?"
(ご注文を確認させてください/以上でよろしいですか?)
受け取り時間を伝えるとき
"Your order will be ready at 6:30. Please pick it up then."
(6時30分にご用意できます。その時間に取りに来てください)
聞き取れなかったときは、"Sorry, could you say that again?" や "Could you spell your name, please?" と聞き返せば問題ありません。
数字が苦手でも大丈夫です
私は数字の発音が苦手で、15(fifteen)と50(fifty)をうまく言い分けられませんでした。そんなときは、数字を1桁ずつ「1、5」「5、0」と言っても問題ないと教えてもらい、気持ちがとても楽になりました。
"That's one, five. Fifteen, right?"
(1、5、つまり15ですね?)
"Was that five, zero? Fifty?"
(5、0、つまり50でしたか?)
相手が言った数字が聞き取りにくいときも、同じ方法で確認して大丈夫です。
"Sorry, could you say the number one digit at a time?"
(すみません、数字を1桁ずつ言ってもらえますか?)
"Was that one-five or five-zero?"
(1、5ですか?それとも5、0ですか?)
完璧に発音できなくても、確認すれば間違いは防げます。
失敗を恐れないことが、いちばんの上達ポイント
英語では、失敗しまくりでした。正直、今もまだ全然話せません。それでも、失敗を恐れないことが一番の上達ポイントだと思います。
- 私が心がけたのは、次の3つです。
- ・一生懸命聞く
- ・わからなかったら、わからないと伝える
- ・間違っていても、話そうと努力する
わからないときは、"Sorry, I don't understand." や "Could you say that again?" と伝えれば大丈夫です。
聞いている人も、「こういうこと?」と聞き返してくれます。そのときは、日本語どおりの難しい言葉で伝えようとせず、自分が知っている簡単な単語に直して伝えるようにしました。この練習を続けるうちに、ある程度は意思疎通ができるようになってきました。
「喋れない」ことは問題ではありません
海外に来る前は、もっと英語が話せないと生きていけないと思っていました。でも実際は、意外と何とかなってしまいます。
「喋れない」ことは、まったく問題ありません。よくないのは「喋らない」ことです。完璧な発音でなくても、短い言葉や数字の確認を使って、どんな環境でも「伝える」気持ちを忘れないでください。ご紹介したフレーズは、そのまま使えるものばかりです。ぜひ覚えて、自信を持って現場に立ってみてください。





