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身体はつながっている。訪問型指圧を続けるカズさんインタビュー

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身体はつながっている。訪問型指圧を続けるカズさんインタビュー

クライストチャーチを拠点に、訪問型の按摩マッサージ指圧ボディケアを個人事業として行っているカズさん。

 

いわゆる「揉みほぐすだけのマッサージ」ではなく、全身のつながりを観ながら行う指圧を通して、その場の楽さだけでなく、日常生活そのものが楽になる状態を目指している。

今回は、なぜこの仕事を選び、なぜこの形で続けているのか。

起業家としての判断と、その根底にある身体への向き合い方を聞きました。

Q1.今、どんな活動をされていますか?

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現在は、ニュージーランド・クライストチャーチを拠点に、訪問型の按摩マッサージ指圧ボディケアを個人事業として行っています。

主な対応エリアはクライストチャーチ市内で、必要に応じて近郊にも伺っています。

いわゆる「揉みほぐすだけのマッサージ」ではなく、全身のつながりを観ながら行う指圧ベースの施術を行い、その場の楽さだけでなく、日常生活そのものが楽になる状態を目指しています。

Q2.どんな想いをもってこの仕事をしていますか?

私がこの仕事を続けている一番の理由は、

「人の身体は、きちんと向き合えば必ず応えてくれる」

と実感してきたからです。

痛みが出ている場所だけを追いかけても、しばらくすると同じ症状を繰り返してしまう。

その経験を重ねる中で、「身体は部分ではなく、全体として一つのつながりを持っている」という考えに行き着きました。

実際、これまで施術をしてきた中で印象的だったのは、「ここを触るとは思わなかったけど、そこが原因だったんですね」と驚かれる時です。

例えば、肩のつらさを訴えていた方が、背中や臀部へのアプローチで一気に呼吸が楽になったり、頭痛が続いていた方が、全身のバランスが整ったことで、「最近、頭痛を気にしなくなりました」と言ってくださったこともありました。

そしてそうした経験を通じて、私は「治す人」ではなく、身体が本来持っている力を思い出すきっかけをつくる人でありたい、と考えるようになりました。

施術の時間が、その場限りのリラクゼーションではなく、日常の動きや呼吸、暮らしそのものが少しずつ楽になる。その変化に立ち会えることが、この仕事の一番のやりがいですね。

Q3.なぜ「訪問型」という形を選んだのですか?

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一番の理由は、お客さん側の負担が圧倒的に少ないからです。

ニュージーランドでは、小さなお子さんがいるご家庭など、「自宅から出るのが難しい」クライアント様が多いため、訪問型を選びました。

メリットとしては、
・生活環境を含めて観られること
・慣れた自宅で受けていただけるため、リラックスしやすいこと
・テナント料や電気代などの固定経費を最小限に抑えられること

があります。

デメリットは、移動時間やマッサージベッドの折り畳み・持ち運びなど、施術以外の労力が増える点です。

ただ、その分「この人のための時間」という意識が、より明確になります。

Q4.起業(独立)しようと思ったきっかけは何でしたか?

永住権を取得後、就労ビザで働いていた職場のボスの勧めもあり、クライストチャーチに戻り起業しました。

Q5.開業前にやった準備の中で、特に重要だったものを教えてください。

ロゴと名刺の作成です。マーケティングに必要不可欠だと考えていました。

あとは、持ち運びできる施術備品の厳選ですね。折り畳みベッドやタオル、手拭い、枕など、質と軽さを重視して選びました。

そして、シンプルなメニューと価格の決定です。迷わせないことを最優先にしました。

Q6.最初のお客さんは、どのように獲得しましたか?

また、そこから現在のクライアント層はどのように広がっていきましたか?

最初のお客さんは、

NZdaisukiさんの掲示板を利用させて頂きました。まずは日本人コミュニティから広げていこうと思っていたので、掲示板に広告を載せさせて頂きました。最初はクライアントさんは日本人しか居ませんでしたが、口コミでどんどん現地の方々も増えていき、今では7割は現地の方々ですね。

Q7.価格はどのように決めましたか?

お金の面で意識したことも教えてください。

まずは市場調査をして、ニュージーランドでの施術の平均価格を調べて決めました。

出張費用については、ガソリンの価格や移動時間のバランスを考え、自宅からクライアント様の住所までの距離によって変えるようにしました。

2026年現在の価格は、

60分 $75、90分 $95、出張費 $5〜です。

Q8.NZで事業をやってみて、日本との違いを感じる点はありますか?

起業の面では、手続き等が簡潔でやりやすいと感じました。

ただ、按摩マッサージ指圧の出張サービスという点では、日本でもニュージーランドでも変わらず、クライアント様としっかり向き合って施術をすれば、信頼も得られ、次につながると感じています。

Q9.「これは仕事として続けていける」と感じた瞬間は、どんな出来事でしたか?

クライアント様から、「今まで受けたマッサージで一番良かった!」と言って頂けた時ですね。

Q10.今後の目標や夢があれば教えてください。

仕事の面では、「指圧を、特別なものではなく、生活の一部として根付かせたい」という想いがあります。

体調が大きく崩れてから対処するのではなく、「ちょっと疲れているな」「最近、呼吸が浅いな」そんな段階で身体に目を向けられるよう、習慣づけられると良いですよね。

そのために、訪問型という形を活かしながら、施術だけでなく、セルフケアや身体の捉え方も伝えていけたらと考えています。

プライベートでは、仕事と同じように「無理をしすぎないこと」を大切にしながら、身体を動かすこと、食べること、人と過ごす時間を丁寧に楽しみたいと思っています。

最終的には、「この人に会うと、なんとなく身体も気持ちも整う」そんな存在でいられたら嬉しいですね。

Q11.これから起業や挑戦に迷っている人に向けて、まず踏むべき「小さな一歩」は何だと思いますか?

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やってみたい事や夢、目標を、まずは身近な友達や家族に話してみることだと思います。

ニュージーランドでは特に、人とのつながりが思っている以上に力になります。どこから、どんなご縁が生まれるかは本当に分かりません。

実際、僕自身も日常の何気ない会話の中から仕事の話に発展したことが何度もあります。

僕が関わっている多国籍のシェアハウスでも、定期的にパーティーを開催しているのですが、そのパーティーで話していたことが、

「それ面白そうだね」

「じゃあ今度紹介するよ」

という形で、自然につながっていったりもしました。

だからこそ、遠慮せずに人と話し、友達を増やし、輪を広げて、夢を語ってみてほしいですね。

指圧馬鹿

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