中東における情勢緊迫化とホルムズ海峡周辺での緊張高まりを受け、国際原油指標であるブレント原油価格が1バレル=96米ドル(約165ニュージーランドドル)まで急騰したことを受け、ニュージーランド国内のガソリン価格が再び値上がりするリスクが高まっています。
大手金融機関ウエストパック銀行のチーフエコノミスト、ケリー・エックホールド氏が1Newsの取材に応じ、今後の見通しについて解説しました。
エックホールド氏は「世界的な原油高と精製燃料の在庫減少が続いており、ニュージーランドにおける石油のショックは終わっていない」と指摘。現在の国際原油価格の水準が今後数週間維持された場合、国内の91オクタンガソリン(レギュラーガソリン)の店頭価格は、今年5月の高値水準へ再び逆戻りする可能性が高いと分析しています。
準備銀行による先日の利上げに加え、燃料費の再高騰が物流費や食品価格へ転嫁される『セカンドラウンド効果』への懸念が強まっており、物価高に悩む国内の家計や小規模事業者にとってさらなる圧迫要因となることが懸念されています。
