ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

元閣僚アンドリュー・ベイリー氏、議会引退演説で「人生最悪の体験」吐露

国民党のアンドリュー・ベイリー元大臣(ポートワイカト選出)は9月16日夜、12年間の議員生活に幕を下ろす引退演説を議会で行い、2025年2月に閣僚辞任に追い込まれた経緯と、その後の苦しい日々を明かした。ベイリー氏はACC・商業・消費者担当相在任中、部下の腕に触れたとする申し立てを受けて辞任した。

同氏は今回、この辞任が「虚偽」の前提に基づいていたと主張。内務省(DIA)は当時、面談に同席した3人全員が申し立てを裏付けたと説明していたが、実際には申し立ての対象とされた本人は苦情を申し立てておらず、同席したもう一人のスタッフも内容を裏付けていなかったことが後に判明したという。

ベイリー氏は「閣僚職を失ったことは人生で最も過酷な経験の一つで、非常に暗い場所に追い込まれた」と述懐。辞任の可能性を機内で妻ティナさんに告げた際、彼女が何も言わず窓の外を向いて涙を流したことで、事態の深刻さを悟ったというエピソードも語った。同氏は南島への移住を機に今回の総選挙には出馬せず、支えてくれたスタッフへの感謝を述べて演説を締めくくった。