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教育省幹部「OIAの対象になるから書面に残すな」 流出動画に続き内部告発者が「常態化」を証言

教育省の幹部職員が、職員に対し「情報公開法(OIA)の開示対象になる」として特定の情報を書面に残さないよう指示する様子を収めた動画が流出し、波紋が広がっている。動画はまずニュージーランド・ヘラルド紙が入手して報じ、その後RNZも入手した。映っていたのは中等教育カリキュラム改訂を率いるキャサリン・ロー氏で、クライストチャーチのエイボンサイド女子高校の校長から出向している人物。約30人が参加した会議で、教育相事務所からのフィードバックに対応していることを文書に残さないよう求め、「大臣側と私たちの間でやり取りがあったと分かる書面は必要ない」「あくまで私からのフィードバックということに」と発言していた。

動画を提供した省内関係者はRNZの取材に応じ、書面に残すなという指示は年に6〜7回ほどあり、今回は「最もあからさまな」一例にすぎないと証言した。さらに、カリキュラム草案から「アオテアロア」などのマオリ語の用語を削除するよう繰り返し口頭で指示され、書面での指示を求めても応じてもらえなかったとも主張。「不誠実さと職場の有害な雰囲気にうんざりした」と告発の動機を語った。

これに対しエリカ・スタンフォード教育相は、情報源は「イデオロギーに基づいている」とし、OIAを回避しようとする試みはなかったと否定。改訂後のカリキュラムにはむしろ「はるかに多くのマオリ関連の内容」が含まれていると反論した。教育省は、今回の発言は職員に求められる姿勢やOIA上の義務と「相容れない」として当該職員と直接対応中だと説明しており、教育次官は公務員委員会(PSC)とオンブズマンにも連絡したという。野党・労働党はPSCによる正式な調査を要求しており、総選挙を控えた政界で新たな火種となっている。