ニュージーランド警察は、1978年12月29日にダニーデンからクイーンズタウン、ミルフォードサウンド方面への遊覧飛行中に消息を絶ったパイパー・チェロキー・シックス(登録番号ZK-EBU)の捜索を、ほぼ48年ぶりに再開すると発表した。きっかけは、南島ウエストコーストのハースト近郊にあるモエラキ湖で民間の湖底調査が行われた際、機体らしき物体に反応するソナー画像が確認されたことだった。
同機はミルフォードサウンド付近を飛行しているのが最後に目撃されて以来、機体の一部さえ見つからず、長年ニュージーランドの航空史における謎の失踪事件とされてきた。搭乗していたのはエドワード・モリソンさん(28)、アール・スチュアートさん(40)、エリザベス・スチュアートさん(37)、デイビッド・スチュアートさん(18)、アレック・スチュアートさん(38)、ロージー・スチュアートさん(37)、デイビッド・ホッグさん(20)の7人。
警察は月曜日から、ニュージーランド海軍、警察の潜水部隊、ウエストコースト沿岸警備隊、救急隊セント・ジョンなどが参加する複数機関合同の捜索作戦を、ウエストコースト警察の捜索救助部門主導で開始する予定。半世紀近く未解決だった事件の真相解明につながるか、遺族や地元住民の注目が集まっている。
