ニュージーランド政府は、オークランド中心業務地区(CBD)における建物の高さ制限を撤廃する大規模な計画変更案を発表した。RMA(資源管理法)改革担当のクリス・ビショップ大臣は、オークランド担当のサイモン・ワッツ大臣、オークランドのウェイン・ブラウン市長とともに、オークランド統一計画の見直し案を公表。高さ制限に加え、タワーの奥行きや隣棟間隔、セットバック、容積率などの規制も緩和・撤廃の対象となっており、中心部で事実上「無制限」の高さの建物建設が可能になる可能性がある。
政府はこの変更により、CBDに最大1万7000戸の住宅と3万7200人分の雇用が新たに生まれる可能性があるとしている。背景には先週開通したばかりのシティ・レール・リンク(CRL)への投資を最大限活かす狙いがあり、ビショップ大臣は「CRLはオークランド中心部への行き来の仕方を一変させた。次のステップは、この世界水準の交通インフラの近くに、より多くの人々や企業が立地できるよう計画規則を整えることだ」と述べた。
なお新規開発には引き続きオークランド市議会の資源同意が必要で、火山の眺望を守るビューシャフトや日照、風、港湾沿いの高さ規制といった既存の保護規定は維持される。意見公募は10月16日午後11時59分まで実施される。
