ニュージーランド南島を中心に強い寒気が流れ込み、複数の主要道路で降雪、そして今週後半にかけて強風と広範囲の霜が予想されている。1NEWSによると、メットサービスの気象予報士ダン・コリガン氏は、寒冷前線が9月22日朝に北島南部を通過し、ウェリントンからマスタートン方面へと進みながら気温を大きく下げ、短時間の雨をもたらしたと説明した。「春先によくある速く移動するタイプの気圧配置で、雨は長くは続かない」と述べている。
南島では22日、道路の降雪警報が相次いで発令された。ミルフォード・ロード(SH94)では午前10時から午後5時まで7時間の警報が出され、トンネル入り口付近で2〜4センチの積雪が予想されるほか、クラウン・レンジ・ロードでは22日午後8時から23日午前2時まで標高500メートル以上で1〜2センチ、ルイス・パス(SH7)では22日午後9時から23日午前4時まで標高700メートル以上で1〜2センチの積雪がそれぞれ見込まれている。デザート・ロード(SH1)でも23日に8時間の警報が出された。
コリガン氏は「今日、最も強い風が予想されるのはインヴァカーギルで、午後には最大時速90キロの突風を伴う強風になる見込みだ」と説明。気温自体の低さに加え、体感温度をさらに下げる風の冷たさにも注意が必要だという。さらに24日木曜の朝には広範囲で霜が予想され、オークランドの最低気温は例年のこの時期の平均(10.4度)を6度も下回る4度まで下がる見通し。北島北部とウェリントンなど曇りがちな一部地域を除き、南島の大半で霜が降りるとみられる。次の気圧の谷は25日金曜にタスマン海から接近する予定で、春らしく目まぐるしい天候の変化が続きそうだ。
