ビジネス界の著名人アンナ・モウブレイさんと元オールブラックスのアリ・ウィリアムズさん夫妻が、ネットボールNZに対し、民間資本によるフランチャイズリーグ創設を早期に実現させる新たな提案を行ったことが8月14日、RNZの報道で明らかになった。
当初は2028年始動を目指す計画だったが、2027年シーズンからの「つなぎ」となる代替案を提示したという。
背景には、既存の国内リーグ「ANZプレミアシップ」の深刻な財政難がある。ネットボールNZのアラステア・カラザース会長は先月、今年度最大600万ドルの赤字が見込まれ、うち370万ドルがプレミアシップ運営費によるものと明らかにしていた。来季の放送契約もいまだ決まっておらず、2027年シーズンの開催自体が不透明な状況となっている。
モウブレイ、ウィリアムズ両氏はAリーグのオークランドFCにも出資しており、その商業運営やファンエンゲージメントの手法をネットボールに持ち込みたい考えとされる。ネットボールNZ側は民営化を選択肢の一つとしつつも「まだ何も決定していない」との立場を示す一方、選手会(NZNPA)も「商業価値を引き出せる信頼できる案であれば民間投資も含め前向きに検討する」とコメントしている。両者は現在、機密保持契約のもとで協議を継続中で、詳細な内容は明らかにされていない。
